皆様こんにちは!
ショッピングに国境はない!というスローガンを掲げ、日本の製品を
海外のお客様へ利用いただける架け橋を担っている私たち。
今回、スペシャル講演会第3弾は・・・
そういえば・・・・
幼少の頃、学校帰りに叔母の自宅に遊びに行くと必ず大好きだったコンソメパンチがいつも用意されて
むしゃくちゃ食べてた私は今、2児のパパ。
そんな我が子は、もちろん無類のポテトチップス好き(特にコンソメパンチ)笑
もちろん、私の両親も大好き。
夜な夜な自宅にある子供たちのコンソメパンチを勝手に食べて・・・
朝、子供達が気付くとコテンパンに怒られてますねぇ~。。。
このロングセラー商品を販売してるのは
なんと今回は、カルビー株式会社 松本晃会長が
直々講演にお越しいただきました!
講演にあたり御一行様が会場入り
最初は、今回の講演実行に至るまでのキーパーソンである執行役員 中山からの挨拶。
因みに・・・松本会長のお隣には、何れもカルビーの経営を決定される重鎮の方々です。
早速、松本会長にご講演いただきます。
講演いただいた内容は、カルビーの夢経営!
カルビーってまぎれもなく日本を代表するグローバル企業で、食品業界のリーディングカンパニー
だから様々な環境面が整備されており、ある種完璧な経営・環境なのかと思いましたが・・・
カルビーという超大手企業においても、色々な試行錯誤や、時代のニーズやマッチングを考慮した
様々な経営戦略を手掛けていることを如実に松本会長に語って頂きました。
中でも凄く頭の中から離れないのは、働き方のバリューについて。
労働時間ってそもそも何?? と松本会長の問いかけ
なんとなく日本の風習に従い、何も違和感を感じることなく私たちは
9時から18時で働いているが、これは果たして適切なのか???
会社に出社しデスクワークすることが一番効率的で重要なことなのか?
もっと効率の良い仕組みややり方があるのではないか??
(因みに首都圏で働くビジネスマンにおいては、あのギューギューの満員電車で通勤することはどれだけ非効率か・・・
松本会長はこう仰っておりました)
こういったことをシンプルに突き詰める姿が社内の現場であちらこちらにあるということ。
また古き悪しきやり方に拘らず、現場に権限委譲しスピーディーな経営であること。
松本会長が話す内容は、まさに多くの企業が抱えている、経営課題への処方箋そのもの。
また、自分たちのやり方に固執せず、常にマーケットや時代に合わせ
柔軟な経営をすることが重要であると強く痛感しました。
経験と知識による松本会長のお話は、厚みがあり納得せざる得ない貴重な内容ばかりですが、
時たま出る、ユーモアな内容や笑みも同時に印象的でした。
そんなカルビー社が現在、中国市場で挑む主力商品は、「フルグラ」
このフルグラで中国市場に挑むため、商品製造ラインを増強するため北海道と京都に新工場を建設
今でこそ非常に人気な諸力商品ですが、開発秘話や成功に至るストーリーも伺うことが出来ました。
マーケティングフレームワークの4P(製品-Product、価格-Price、流通-Place、プロモーション-Promotion)は
非常に重要だが、こういったマーケティング手法だけで現代は勝ち残れない。
自分たちが商品を買っていただく顧客って一体、どういうお客様か?
そしてどういうニーズがあるのか?
ということに対し徹底的に掘り下げ、商品の付加価値を新たに見出しヒット商品に至るまで成長したとのことです。
フォーカスしたのは、働く女性。
働く女性は常に忙しく時間がない。
普段のライフスタイルにおいて、起床後にメイクをする時間は30分の時間を費やしたとしても
朝食時間に30分は費やせない。
また松本会長曰く、日本の朝食は世界一ウマいと認めるが、その理由は塩分。
だから、ヘルシーというキーワードも現代には必要。
こういった時代背景もあり、10分で食物繊維や鉄分といった栄養が補給でき
時短にも繋がり、もちろん味はGOOD!
というコンセプトで商品をを世の中に広めた。
同時に、ネーミングも変更した。
なぜなら日本人は、3文字または4文字の商品名が一番売れる。
だから、フルーツグラノーラを、フルグラに変えた。
こういった試行錯誤でヒットした商品を、私たちInagoraとカルビーが強力なタッグを組み、
巨大市場の中国マーケットへ進出していきます!!
最後は恒例の記念写真 (^^♪