「ショッピングに国境はない」をスローガンに、中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラ株式会社(代表取締役CEO:翁 永飆 所在地:東京都新宿区 以下「インアゴーラ」)は、日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」(https://jp.sake-times.com/)を運営する株式会社Clear(代表者:生駒 龍史 所在地:東京都渋谷区 以下「SAKETIMES」)と提携し、このたび、中国において日本酒の情報を体系的に紹介する日本酒専門メディア「清酒指南」を創設いたします。中国で日本酒ニーズが高まり、輸出額が伸びている中、SAKETIMESの豊富なコンテンツとインアゴーラの情報の越境に関するノウハウの、それぞれの強みを活かした中国に適したメディア媒体を目指してまいります。SAKETIMESの記事コンテンツをベースに、動画やライブといった中国SNSに最適化したフォーマットに置き換え、独自の情報を追加した形で、中国消費者が求める情報を配信してまいります。ローンチは2021年4月を予定しています。

「清酒指南」ページイメージ

財務省が発表した貿易統計によると、2020年の日本酒の輸出額は241億円に達し、前年比0.31%増で、11年連続で増え続けいます。特に、中国市場は増加傾向が顕著で、日本酒の輸出額は前年の15.8%増となっています。日本国内の飲食店消費が落ち込む中、中国での日本食レストランの増加を追い風に輸出を伸ばしています。

一方で、中国では、日本酒に関する幅広い情報を紹介する専門メディアが存在しないがために、日本酒に関する正しい情報が不足しているのが現状です。中国でも巣ごもり需要が増し、健康志向な中国消費者が増えている昨今、日本食の浸透や過去のインバウンドの効果により、日本酒へのニーズや関心が非常に高まっています。

このような市場の背景から、越境EC事業を展開しているインアゴーラでは、日本酒を重要な商品ジャンルと位置づけ、体系的に中国消費者に紹介していく一つの重要なフィールドとして捉えています。第一歩として、まずは、日本酒に関する情報発信・情報の越境が必要であると認識し、このたび、日本酒を中国消費者に紹介する専門メディア「清酒指南」の運営を開始いたします。図1のように、メディア運営による情報発信が中国市場での日本酒販促の第一ステップとなります。

そこで、日本国内最大の日本酒専門WEBメディアであるSAKETIMESと提携し、SAKETIMESのコンテンツをベースに情報発信を開始いたします。

SAKETIMESは月間約55万人が訪れる日本酒専門WEBメディアです。日本酒の”伝え手”として、酒蔵の紹介や杜氏・蔵元へのインタビュー、注目銘柄のレビュー、イベントのレポート、飲食店や酒屋の紹介、酒器やペアリングなどの楽しみ方、専門用語の解説など、日本酒体験を豊かにする、あらゆる情報を配信しています。

SAKETIMESの豊富なコンテンツに加えて、インアゴーラでは、中国消費者が求めるような独自の情報も追加し、また、中国独自のSNSに対応すべく、情報フォーマットを記事・画像・ショート動画・ロング動画・ライブなど多様な形態に最適化して配信いたします。中国消費者に奥深い日本酒の世界を正しく知っていただき、日本酒を中国の日常の食卓で楽しんでいただけるよう、このたび立ち上げる専門メディア「清酒指南」を通して、情報の発信に努めてまいります。

図1 インアゴーラにおける日本酒越境事業ストラクチャー

インアゴーラは、今後もより多くの日本商品を中国のお客様に紹介し、日本の商品とライフスタイルを楽しんでいただく場をお届けします。

■株式会社Clear 概要
本社所在地 : 東京都渋谷区渋谷2-4-3 2F
会社設立 : 2013年2月
代表取締役 CEO : 生駒龍史
URL : http://clear-inc.net

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