こんにちは!技術部の陳です。
2020年二回目の技術勉強会を開催しました。
今回はSCMチームの孫さんの主催で、人工知能(画像認識編)についての話をしていただきました。
人工知能(AI)の研究分野
人工知能の研究には様々な分野があり、実際に私達の身の回りに応用されているものも多くあります。
AlphaGo
まずは、人工知能の代表的な例AlphaGoの紹介をしていただきました。
PS:孫さんは子供頃から囲碁を勉強して、アマチュア6段の免状を持っています。孫さんは今もよく囲碁大会に参加しています。
AlphaGoの登場は単なる一競技の勝敗を越え、人工知能の有用性を広く知らしめるものとなり、世界的AIブームを呼び起こすきっかけともなった。
画像認識
人工知能の典型的な活用分野の一つに画像認識があります。画像認識ではその名の通り、画像からパターンを認識して「何が映っているか」を特定することができます。ディープラーニングと呼ばれる手法により飛躍的な精度の向上に成功しました。
Tensorflow
TensorFlow は、機械学習向けに開発されたエンドツーエンドのオープンソース プラットフォームです。研究者が機械学習で最新の実験を行い、デベロッパーが ML 搭載アプリケーションを簡単に開発してデプロイできるよう、各種ツールやライブラリ、コミュニティ リソースを備えた総合的で柔軟性に富んだエコシステムを確立しています。
画像認識させるためにTensorFlowが使われている。
1. TensorFlow をインストール
■ 開発環境:Python 3.7.0、pip 20.2.3
■ インストール:pip install tensorflow
2. 実例
この実例では、5つ種類(菊、タンポポ、薔薇、向日葵、チューリップ)の花の画像を認識する方法を示します。datasetを使用してデータを読み込んで、 keras.Sequentialを使用して画像分類を実現します。
注:kerasはニューラルネットワーク(neural network) API
loss : 訓練損失値 accuracy : 正解率 val_loss : 検証損失値 val_accuracy : 検証正解率
3. Model訓練結果
4. 訓練効果確認(新画像認識実験)
この画像は sunflowersの可能性が一番高いです。 89.75 %です。
応用scene
以下のような用途に利用可能
● カテゴリー分類
● 防犯カメラ
● 車ナンバー識別
● 手相占う
実験
最後は、皆さんの携帯にあるひまわりの写真を上記のテストコードで検証して、問題なく正しく認識できました!
感想
人工知能は自分の非常に興味があります。今回の勉強会では、本物のひまわりの写真でなく、実際には服の装飾のようなものでもひまわりと認識されていることがすごいなと思いました! Tensorflowなどの機械学習toolを使ってより面白いものが作れるように自分でも勉強していければと思います!