「ショッピングに国境はない」をスローガンに、中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営するインアゴーラ株式会社(代表取締役CEO:翁 永飆 所在地:東京都港区 以下「インアゴーラ」)は、このたび、経済産業省及び日本貿易振興機構(以下「JETRO」)の取り組む、令和2年度「中堅・中小企業輸出ビジネスモデル調査・実証事業」に選定されました。
①VR酒蔵見学イメージ
②本物保証/トレーサビリティ導入イメージ
「中堅・中小企業輸出ビジネスモデル調査・実証事業費補助金」は、中堅・中小企業の海外展開が自律的に拡大する仕組みの構築を目的とし、海外への輸出を支援する民間事業者による、新たなビジネスモデルを構築するための実証的な取組に対する支援実施を目的としています。
インアゴーラはこれまでも、日本の優れたブランドや商品の中国国内への展開を積極的にサポートしてきており、自社運営の越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」での展開に加え、中国国内大手プラットフォームやオフラインにおける販売など、多岐にわたる販路拡大のサポートを行ってまいりました。
とりわけ以前より、中国における日本産酒類の輸出拡大とブランド化推進には力を入れて取り組んでおり、販路拡大のサポートのみならず、日本酒の歴史や文化、各地方酒蔵のブランドストーリーをコンテンツとして充実させ、中国のお客様にお届けしていく取り組みも行っています。
今回、日本産酒類の中国展開においてインアゴーラの取り組む、最新のテクノロジーを使用した実証事業が本件の対象事業として選定され、6月26日よりJETROと連携した取り組みを開始いたしました。今後、インアゴーラは本事業と連携し、中国における日本産酒類の輸出拡大とブランド化に一層貢献することを目指します。
<インアゴーラの取り組む実証事業>
①VR/アニメコンテンツの制作
VR、アニメコンテンツを使用したコンテンツの制作および体験イベントを実施します。酒蔵やブランドのストーリー、製造法、商品の特徴やシーン提案のほか、初心者でも入りやすい日本産酒類の楽しみ方が分かるコンテンツ等を制作します。日本産酒類関するコンテンツ不足を解消し、認知度の拡大およびブランド価値の向上を目指します。
②本物保証/トレーサビリティの導入
中国国内の日本産酒類の流通において課題となっていた品質管理、本物認証の問題解消のため、トレーサビリティを導入します。中国のお客様に安心して本物の日本産酒類を購入していただくとともに、日本産酒類のリピート購入を促進し、持続的な発展に寄与することを目指します。
インアゴーラは今後も、日本企業と海外のお客様を結ぶサポートに努め、より多くのお客様に日本の商品とライフスタイルを楽しんでいただく場をお届けします。