インバウンド・地方創生
インバウンド
複数のタッチポイントから包括的にアプローチ
越境ECに加えインバウンドも。日本企業の中国市場への進出を双方向でサポートします。
インアゴーラが中国向け越境ECを手がける中で着目したのは、訪日する中国人観光客のニーズと購買行動、そしてそれを把握しきれていない日本企業の構図でした。インバウンド戦略にもワンストップソリューションを。
インアゴーラは、訪日する中国人観光客の「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」の全旅程において、オンライン・オフラインマーケティングを実施。中国人観光客は、訪日中に気になった商品を「豌豆公主(ワンドウ)」アプリの「日本国内オンライン免税サイト」でいつでも簡単に購入可能で、タッチポイントおよびコンバージョンが最大化される効率的なインバウンド戦略を展開しています。さらにこれら一連の流れが中国国内で情報の源泉となり、帰国後の新たなインバウンド需要を生み出します。
旅マエ
旅情報を収集する際に利用する中国国内のカイドブックやSNSなどのインバウンドメディアで集客広告を実施します。日本に入国する直前まで、空港など様々なタッチポイントで情報を拡散します。
旅ナカ
日本国内オンライン免税サイト
訪日中に気になった商品は、「豌豆公主(ワンドウ)」アプリの「日本国内オンライン免税サイト」でいつでも購入可能です。
「豌豆公主(ワンドウ)」アプリを利用している中国のお客様が訪日すると、GPS自動判定により「日本国内オンライン販売モード」に切り替わります。また、天気、レストラン、地下鉄など旅行ツール系アプリでも露出されます。お客様は購入したい商品のJANコードを読み込むだけで中国語の商品説明、口コミが確認でき、そのまま「豌豆公主(ワンドウ)」アプリで買い物をすることができます。※国際送料や税金分を差し引いた日本国内最安値レベルの価格で購入することができ、さらに注文した商品は空港のカウンターに届くため、より便利に観光を楽しむことができます。
※対象商品が「豌豆公主(ワンドウ)」アプリの日本国内オンライン免税サイトで取り扱われている場合にのみご利用いただけます。
旅アト
帰国後
日本滞在中に気に入った商品は、帰国後も、「豌豆公主(ワンドウ)」アプリを通して継続的に購入可能です。
中国人が越境ECを利用する理由として、「日本に旅行した際に購入して気に入った製品だから」という回答も多く見られることから、訪日中の経験から越境ECを通じたリピート購入に繋がっている可能性が考えられます。
インアゴーラは、より広い視点で、越境ECをご利用いただけるお客様の増加を目的に、インバウンド観光客にアプローチします。
なぜ越境ECを使って日本の輸入品を購入したか、したいか(複数回答)
出所:日本貿易復興機構「中国の消費者の日本製品等意識調査 2018年12月」
出典元:経済産業省「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」
豌豆(ワンドウ)アプリ内に京都の物産ストア「京都館」をオープン
~京都府と連携し、インバウンド需要回復を視野に、京都の伝統・観光地・特産品の魅力を発信~
2022年3月、「豌豆(ワンドウ)」アプリにて、京都府の名産品を特集した「京都館」をオープンいたしました。
インバウンド需要がいまだ見込めない中、アプリを通して、京都府内の企業と「京都ブランド」の中国における販路拡大を図るとともに、訪日外国人旅行者の受入が回復したのちのインバウンド需要獲得を視野に入れて、京都の伝統・観光地・特産品の魅力を発信しています。
なお、本事業は、京都府が産学公で構成する京都ビッグデータ活用プラットフォームにおいて、株式会社官民連携事業研究所とも連携しています。購買データや検索データ等をビッグデータ化・分析することで、今後のインバウンド向けの観光プロモーション構築等に向けても取り組んでいます。
地方創生
多様化する地方企業や行政機関のニーズ
名産品の販売はもちろん、中国SNSや「豌豆公主(ワンドウ)」アプリでの情報拡散、中国旅行代理店を対象とした観光説明会などにより中国人観光客の誘致を図ります。
昨今、企業のニーズは多様化しています。インアゴーラには、中国の旅行代理店での勤務経験がある社員も在籍しており、日本各地域の中国人観光客の誘致に繋がる魅力的な動画の制作や、WeChatやWeiboなど中国SNSを駆使した情報の拡散、中国現地にて旅行代理店を招致した観光説明会の企画・運営を行うことなど多様なサポートが可能です。
鹿児島
霧島錦江湾国立公園は、2016年3月に日本政府が策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」において、世界水準のナショナルパークとしてブランドを確立することを目指す「国立公園満喫プロジェクト」の選定8公園の一つで、訪日外国人の国立公園利用者数の目標を2020年までに約1,000万人に設定されています。
インアゴーラは、2019年3月より国立公園オフィシャルパートナーシップ企業である鹿児島銀行と協業し、霧島錦江湾国立公園エリアにおける中国人観光客の誘致をサポートしています。霧島錦江湾国立公園エリアの観光PR動画を作成し中国SNS上での拡散に加え、上海にて旅行代理店を招致した「鹿児島観光説明会」の企画・運営を手がけるなどの取り組みを行っています。
福井
インアゴーラは、中国でまだ認知度が高いとは言い切れない各地域および特産品の魅力を中国のお客様により深く伝えるためには、まず日中をまたぐ社員の理解が必要だと捉えています。
「豌豆公主(ワンドウ)」アプリで鯖江めがねをはじめ、繊維産業などの県産品を販売する福井県についての社内講演会では、中国の各拠点と中継をつなぎ、福井県を代表する各産業の代表者から講演を受けたほか、東京社員は福井県産品の試食・試飲会、会場内における福井県の名産品物販コーナーを体験しました。
日中の社員で取り扱う商品やそのバックグラウンドを正確に理解し、中国のお客様および日本企業に対する真摯なプロモーションを手がけます。
各地域物産ストア
中国人観光客に人気が高い日本各地域の特産品に関する取り扱いのニーズは増加傾向にあります。
インアゴーラは、日本各地域の物産ストアを通じて、中国のお客様へ中国では手に入れることが困難な商品やまだ認知度が高くない商品を販売しています。同時に該当地域の歴史や概要、産業における想いなどを盛り込んだ充実したコンテンツの制作・発信を手がけることで、地域そのものの魅力を伝達しブランディングに寄与します。