出店事例

国市場の進出には物流、情報、決済など様々な課題があり、今回は豌豆公主(ワンドウ)の出店を通じて、これらの課題をクリアした岡山県発祥の和菓子メーカー「株式会社 宗家 源 吉兆庵」の進出事例を紹介します。

源吉兆庵
株式会社源 吉兆庵 常務取締役 岡田晃佳様

1. 豌豆公主(ワンドウ)越境ECへの出店理由について教えてください。また、いつ頃から検討されましたか。

東日本大震災が起きる前までは、上海地区3店舗と蘇州に1店舗、計4店舗の運営を行っておりましたが、その後、震災によって商品の輸入規制が入り始めました。弊社が店を再開するまでに8ヶ月という期間を要し、日本からすべての商品を輸入している関係上、4店舗あった店舗が1店舗となりました。
震災以前は輸入時に証明書などの書類を求められることはありましたが、その他には大きな問題は抱えておりませんでした。しかし、震災後は商品の通関に1ヵ月半ほどの時間が必要となり、日本の季節や歳時記を軸に商品を構成しております弊社にとって、商品の到着が遅れることは致命的であり、運営を断念せざるを得ない状況になりました。
今回、Inagora株式会社の翁社長よりECビジネスのお話を伺い、中国市場の可能性を再認識し、再度中国での販売網拡大にチャレンジしたいと考えております。

2. 豌豆公主(ワンドウ)越境ECの出店後の手応えについて。

ECビジネスにおきましては、中国の経済が大きく動く旧正月(春節)商戦前の1月中旬にスタート致しましたので、我々としても中国ビジネスを再開させる良い機会を頂きましたことに感謝しております。
販売数も好調に伸びており、なにより「宗家 源 吉兆庵」の商品コンセプトは日本の催事期に合わせたシーズンの果物を使用して季節限定の和菓子をお客様に提供することです。これからはそういう商品も物流と輸入の心配が必要なく、短期間で中国のお客様の手元に届けるのと、且つ個人並行輸入に準ずる制度のため、原材料の産地証明などの通関手続きも大幅に軽減されました。
出店側の企業にとっては非常に簡単に、そしてスムーズに出荷できます。豌豆公主(ワンドウ)にサポートしてもらい、今後の中国向けビジネスの拡大において、もっと力を入れていきたいと考えております。

3. 再度店舗での展開とECビジネスとのシナジーはどうですか。

店舗運営につきましては、以前の出店経験より言語の問題と輸出入の難しさを痛感しております。また、時代とともにお客様のニーズも日々変化しておりますので、弊社もそのニーズに合わせてビジネス展開をしていかなければならないと考えております。
現段階では、直営店でのショップ運営ではなく、中国の総代理権を委託し、運営しようと考えております。
中国向けのECについては豌豆公主(ワンドウ)での展開を頑張って行きたいと思います。