自然環境への取り組み
LIMEXの採用、石から生まれた紙を名刺に使うことで森林伐採や水質汚染の未来に向けて環境改善に取り組みます。
石灰石を主成分とした環境負荷の低い新素材LIMEX(ライメックス)を使用した名刺を導入しました。
LIMEXとは
石灰石は、世界的に埋蔵量が豊富であり、日本においても100%自給可能な鉱物資源です。通常、普通紙 1 トン生産する場合、樹木を約 20 本、水を約 100 トン使いますが、LIMEX からは原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから紙の代替製品を1トン生産可能です。
また、木材で生産した紙とは違い、耐久性、耐水性に優れ、普通紙で起こりやすい手切れや指切れがしにくいといった機能性も兼ね備えています。
TBM社のライメックスの紙代替製品の特徴
辿りついた軽さ
新しい製造技術を開発することにより、従来のストーンペーパーより大幅に軽く、品質も高く、しかも安くつくることができます。
高い耐水性
非常に高い耐水性の為、浴室や水回り、屋外や水中での利用が可能。水中での筆記も可能です。
半永久的にリサイクル
LIMEXは原料が石だから、経年変化にも強く、半永久的にリサイクル可能という画期的な新素材です。
現在、水危機は、世界経済フォーラム(World Economic Forum)によって「今後10年間で影響が大きなリスク」として、2015年に1位、2016年に3位に挙げられており、世界において重大な課題として認識されています。特に、水危機の中で主要な問題である「水不足」は悪化が進んでおり、現在、既に約25億人が問題に直面していると言われています。また、2050年には、世界人口の約4割の人が水利用に不便を感じる「水ストレス」または水不足に陥ることが予想されています。